このシリーズもいよいよ大詰めになってきました。
この作業はぶどう狩りに行かれた事がある方ならば
一度は見たことがあると思います。
私も、良くお客さんに『袋かけ大変ですね』と
声をかけていただきます。
ではどのようにするのか!?(と言ってもとっても簡単)
まず袋を広げその中にぶどうを入れます。
そして、袋の端に金具がついていますので
それをクルクルとぶどうの軸にまいて終了です。
ぶどうが袋に入りますとほとんどの品種はそこで収穫時期に
なるまでまちますのでぶどう農家としては
ひと段落できるので好きな仕事です♪
ここからが大事な話なのですが、
『なぜ袋をかけるのか??』
理由は二つあります
一つ目は、ぶどうを袋に入れ外界と遮断することにより
虫・病気から守ってもらえます。
二つ目は、ぶどうの房に農薬がかからないようにする為です。
ぶどうは袋かけ後にも葉っぱに農薬散布します
しかし、ぶどうの房はもう完成し袋に入れてしまえば
農薬をブドウの房自体に散布する必要が無くなります。
農薬=化学防除
袋・笠=物理防除
とWでぶどうを守っています。