前回、長梢剪定について紹介しましたが今回はこれ
短梢剪定です。
この剪定をすると下の写真のように枝がまっすぐ伸びます。
そしてこれを1・2芽でばすんっと一律で切るだけです
するとこんな感じで枝が寂しい感じに残ります。
切ったところを拡大すると
こんな感じです。
この短梢剪定は岡山県で生まれました。
山梨の長梢剪定は難しく時間がかかります。
覚えるまでにも何年もかかる技術なので何とかならないかということで考案されました。
長所は何しろ簡単で技術が必要ない。何の仕事をするにも早い!というところです。
短所は形が決まっているので木の勢いをコントロールが出来ない事とこの栽培方法で
作れない品種があると言う事です。
近年話題になっているシャインマスカットはむしろこの栽培方法の方が粒が大きくなり、
品種によって長梢剪定と短梢剪定を使い分けていくのが正しいように思う今日この頃です。