今回ご紹介するお仕事は呼んで字の通り
芽を欠きます。
芽を取ると言っても全部取るわけではありません(←当たり前)
ではどんな芽を取るかと言いますと
これが普通のぶどうの芽です。
これを取ったら大変です(汗)
でこの写真でわかりますでしょうか?
一つの芽から二つ芽が出ています。
これが副芽(ふくが)ですね。
通常一つのところ二つ出ていると養分も半分になってしまい
芽の伸びが悪くなってしまいます。
ですので芽をひとつにしてあげ芽が伸びやすくしてあげます。
そしてもうひとつの取るべき芽がこれです。
通常芽が出てくる場所ではないところから出てしまっている芽で
不定芽(ふていが)と言います。
わかりにくいかもしれないのでもう一枚
このように木の幹からも出たりしています。
この芽を放置しておくと養分の無駄遣いになってしまいますので
しっかりとってあげます。
逆に木の勢いが(樹勢)が強い場合は暫く放置して木を落ち着かせる
ことも出来、樹勢のコントロールには重要な仕事になります。
じつはこの時欠いたぶどうの芽をてんぷらにすると美味しいんですがそれは別記事で