まず前置きとしてこの仕事の目的はぶどうの芽を出させる事です。
時期としては厳寒期を越えてからぶどうが水を上げる前まで(三月上旬)の作業です。
山梨 ぶどう狩り ランキングで常に上位の
ピオーネや巨峰とその仲間たちは
太い枝の先端と付け根のみ芽が出て途中が出にくい特性があります。
芽が出ない事には何をどう頑張ってもぶどうは作れません(滝汗)
で、この下の写真がぶどうの芽なんですが・・・・
この芽の先端側5mm~1cmのところにメデールというふざけた名前(笑)のハサミで
傷を入れます。
このハサミはGの形になっていて枝の半分くらいまでしか刃が入りません。
こんな感じです。
これを太い枝の出したい芽に打っていきます。
打ったあとはこのような感じに傷が付いてます。
芽きず処理での発芽率は発芽剤を使った場合と比べても同等か
それ以上だと思います。