ぶどう収穫後の畑は冬になると葉は落ち枝だけになります。
と言う事で、ぶどう園の冬のお仕事の大定番の剪定です。
剪定とは簡単に言うと(詳しくは下で書きます)
その一年どのようにぶどうを作っていくかと言う設計図みたいなものです。
このように枝がいっぱい伸び放題です(汗)
これを切るわけですが・・・・
こんな感じにさっぱりとなります。
この長梢剪定に付いて触れてみたいと思います。
この剪定方法は山梨で生まれた技術で木の特性を理解し樹勢(木の勢い)をコントロールするために考案されました。
長所は極めれば木を完全にコントロールできるようになります。
欠点は木の勢いをコントロールするためにこの長梢剪定は技術と知識と経験と閃きを要する難易度の高い物となっています。
木の特性=ルールに従って自分の作りたいぶどう・品種にあわせてスペースが空かないように切っていくので
さながらパズルをやっているような気になります(汗)
しかし、この剪定によって良いぶどうを作るための第一歩になりますので難しくもやりがいのある仕事ではあります。